詐欺グループ、生成AIを悪用して顔認証をすり抜けか…不正クレジットカードで決済代金詐取の手口

神戸牛を通信販売したと装い、クレジットカード会社から決済代金をだまし取ったとして、兵庫県警は12日、中国籍の会社役員の男(37)(神戸市中央区)を電子計算機使用詐欺容疑で再逮捕した。県警によると、カードは架空人物の名義だったという。

県警は、男とは別の人物がクレジットカードや銀行口座を犯罪に使う目的で用意したとみている。

口座の開設経緯を調べたところ、申請者は運転免許証を撮影した画像をオンラインで銀行側に送信し、顔認証のためスマートフォンでなりすまし画像を送っていたことが判明。銀行側は二つの画像を照合して本人確認し、同一人物と判断していた。

一連の事件で使われた口座のうち一つは、申請者が不正に得た実在する札幌市の30歳代男性の免許証の画像を銀行側に送り、顔認証も突破。男性は本人確認には関与していなかった。県警は生成AI(人工知能)を悪用して顔認証をすり抜けた可能性もあるとしている。

オンライン上の口座開設や口座に基づいて発行されたカードを巡っては不正が相次ぎ、国は本人確認を厳格化。27年4月以降は原則、マイナンバーカードでの認証に一本化する。

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